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ご   相   談   科   目
ぢ・痔 鼻 炎 ちくのう せき・たん 高血圧 糖 尿 肝 臓 腎 臓 女性病 胃腸病 便 秘 皮膚病

皮膚の面積は大人で約1.6u、畳約1畳分の広さに相当します。
そして、皮膚は外側より表皮、真皮、皮下組織の3層に分けられ、
表皮が0.1mm、真皮が1.9mmの厚さになっています。
皮膚病は八百八病と言われるように実に色々な症状を呈する病ですが、この皮膚病の中でも、
今多い代表的なものを取り上げて簡単に説明をしてみましょう。

病   名 症   状 原   因
アトピー性皮膚炎
子供に多い皮膚病といわれていますが、最近では大人にも増えてきています。
頭部、顔面、肘窩、首等に痒い紅斑、弓疹が出来ます。
乳児期・・・浸出性傾向が強い
幼・乳児期・・・カサカサ・ザラザラ乾いた皮膚となります。


遺伝傾向が強く、抗原抗体反応で起こる病気といわれていますが、ハッキリとしたアレルゲンは見つからず、原因不明の皮膚炎といえます。

湿   疹
皮膚病の1/3〜1/4を占めるもっともポピュラーな皮膚病です。
紅斑や丘疹・水疱が出たり、時に水疱が破れてびらん面となったり、そして多くは痒みを伴います。


同じ物質が、何回も接触して皮膚に抗体が出来、抗原抗体反応が起こったり、皮脂の分泌が減少して刺激を受けたり、多汗などによって湿疹が起こりやすくなります。

蕁 麻 疹
境界のハッキリした、ちょうどみみず腫れのような皮疹が急激に全身に広がります。
激しい痒みを伴うのが特徴です。
みみず腫れのような皮疹は一過性で、短期間に痕跡もなく消えます。


食品・薬品・日光・気温変化・機械的刺激等により引き起こされます。

皮膚掻痒症
皮膚に病変がないのに皮膚が痒くなります。
そのため、皮膚をかき破るので、傷、かさぶた、色素沈着などが見られます。




糖尿病、黄疸、肝炎、腎疾患、更年期障害等の疾患や老化に伴い引き起こされます。
特に、老人性皮膚掻痒症は、日頃から、発汗や皮脂の分泌が少ないため、皮膚が乾燥し、わずかな刺激が加わっても皮膚が痒くなります。

に  き  び

思春期以降の人の顔面、胸、背中の中心部にある毛孔と一致した部分に、丘疹、膿疱などいろいろな皮疹ができるものを言います。


毛孔に皮脂がつまり、そこに色々な原因が加わって炎症が起きるのがにきびです。
原因には、体質的な素因、ホルモン、ビタミン、細菌感染、食事、化粧品等の諸因子が関係しています。

し   み
主に、35歳くらいから上の年代の顔面に左右対称形に発生する色素沈着のことを言います。
色はうす茶色から褐色で、比較的境界がハッキリしており、形や大きさは色々です。
痒み、発赤などの自覚症状は伴いません。


妊娠、月経不順、卵巣腫瘍などの症状の一つとして出来ることもありますが、原因はハッキリしません。

イ  ボ
手や足に良くでき、比較的若い人に発生します。
高齢者の場合は、頭、顔、胸、背中などによく見られます。


ウイルスが皮膚に感染して出来ますが、高齢者の皮膚にできるものはウイルスが原因ではなく、皮膚の老人性変化の一種とされています。

水  虫
足の裏などに水疱、膿疱、紅斑ができ、時にひび割れを生じ、強い痒みを伴います。


皮膚糸状菌(白癬菌など)の感染により起こります。
発汗が著しく、足が不潔になりやすい人に高頻度に見られます。
同じ糸状菌による皮膚病に、いんきん、たむし、しらくも等があります。


◎皮膚は内臓の鏡

漢方では
「皮膚は内蔵の鏡」と考えます。


つまり、皮膚に現れる色々な症状は、皮膚の働きに障害が起こっている場合と、内臓の異常を教えてくれる場合があります。

<皮膚病には内臓が原因のものもあるのです>

例えば、

★肝臓に異常がある場合:
☆黄疸(皮膚が黄色くなります)

★ホルモンに異常がある場合:
☆皮膚掻痒症(糖尿病のコントロ−ルが不十分な時、皮膚が乾燥し、痒くなります)
☆皮膚の色が濃くなります(ホルモンの病気であるアジソン病など)

★胃腸に苦情がある場合:
☆痒疹(米粒の半分くらいの丘疹ができ、強い痒みがあります)
☆尋常性座瘡(にきび)(胃腸の苦情の他に、ビタミンの代謝異常を起こしている時にも起こります)

★体力が低下している場合:
☆発疹(熱を伴っている時、はしか・風疹などの伝染病にかかっている時などがあります)

この他にもまだまだあります。

漢方では、この様に、皮膚病を皮膚のみの苦情とは考えずに、身体全体の苦情の現れと考えます。


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