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腎臓には漢方薬がよく効きます

◎腎臓の働き
排泄作用: 腎臓では、身体に不必要な老廃物や、肝臓で解毒され毒性の少なくなった有害物質などが尿として排泄されます。
これが排泄処理工場といわれるゆえんです。
また体液のバランスを崩す元になる余分な水分や塩分、老廃物についても尿として排泄していきます。
従って、この腎臓の働きが不十分になると体内に毒素が滞るようになり、肝臓を始め身体のあちこちに負担がかかるようになります。


水分・電解質の調節:

食物の量や質などに応じて水分や電解質の量を調節するため、体液の量や組成は常に一定に保たれるようになっています。
これを体液の恒常性(ホメオスターシス)お言います。

その他:

腎臓には血液量を感じる部位があり、血圧に関するホルモンの分泌を調節しているため、腎臓の機能が悪くなると血圧が上昇し、高血圧になる場合があります



◎腎臓に起こる病気


急性腎炎(糸球体腎炎)
原因: のどの風邪や扁桃腺炎、肺炎、中耳炎などの上気道感染に続いて発病する。
細菌感染後1〜3週間くらいで発病することが多い。
症状: 糸球体に炎症が起こるため、腎臓で作られる尿量、又排泄される尿量が減る。
のどの痛みや発熱の後、高血圧、むくみ、蛋白尿、血尿などが見られる。
一般的に治りやすく、発病後1〜2ヶ月のうちに症状が消失し、8〜9割りが治癒していく。
特に小児の場合は成人に比べて治癒しやすい。
しかし、一部が治りにくい慢性腎炎に移行する。
慢性腎炎
原因: 急性腎炎が治らず悪化したものや、発病時期が不明なもので、尿検査により蛋白尿や血尿が1年以上も続く場合をいう。
子供よりも大人というように、年齢が高くなると発症率も高くなる。
症状: 特有な自覚症状は殆どないが、腎機能低下から時には腎不全へと移行する。
ネフローゼ症候群
原因: 血液のろ過に働く糸球体の傷害により、ろ過された蛋白質の再吸収が間に合わなくなり、しまいには尿中に多量の蛋白質が漏れ出る。
子供の場合は原因不明の原発性のものが多く、大人の約半数は腎炎から起こってくる。
症状: 典型的なネフローゼは小児に多く、足や顔のむくみが見られるのが特徴で、多量の蛋白尿が続くと低蛋白血症、高コレステロール血症等が見られる。
従って、これらの症状を起こす病気をまとめて、ネフローゼ症候群という。
一般に発病率は大人より子供の方が高いが、子供は治りやすく、大人は治りにくい傾向にある。
腎不全
原因: 腎臓に異常が起こって、体液の恒常性(ホメオスターシス)を維持する働きが低下した状態。
症状: 乏尿や無尿の場合はむくみが起こるのが一般的で、進行すると尿道症を起こすこともある。
一般的な症状は、食欲不振や動悸だが、けいれんなどの重い症状も現れることがある。
腎盂腎炎
原因: 多くは一般細菌感染による炎症。
症状: 急性時には発熱、頭痛、全身倦怠感、排尿障害を伴うが、慢性時には必ずしも自覚症状を伴うわけではない。
尿道が男性に比べて短いために、特に女性に多く発病する。膀胱炎がきっかけになって腎盂腎炎が起こりやすい。








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