| 2−1 寒い冬・・・れんこんでかぜ退治!! |
人間が最も良くかかる病気は「かぜ」。ある統計によれば、1年に子供では7回、大人では4回ほどかかるとも言われています。 とくに、気温が低く、空気が乾燥しがちな今の時期は、風邪で体調が悪いという人も多いのではないでしょうか? そこで、風邪に負けないためにも、日頃から次のようなことを心がけたいものです。
○手洗い、うがいの励行を! 手やのどには病原菌が付着している可能性もあります。まずは、こまめに手洗い、うがいを行いましょう。
○温度、湿度の調節を! 冬かぜのウイルスは高温・多湿に弱いので、室内の保温・保湿に努めましょう。さらに、ウイルスなどに対する抵抗力を高めるためには、過労や睡眠不足を避けると共に、食事にも気を配る必要があります。
そこで今回は、風邪に負けない身体作りに役立つ食べ物「れんこん」についてお話し致しましょう。 食用のれんこんは、夏に沼や池の水面に薄紅色や白い大きな花を咲かせる「ハス」の地下に出来た茎の部分です。穴が開いて「見通しがきく」ということから、縁起物としておせち料理やお祝い事などに欠かせない昔からの日本の代表的な野菜の一つとして知られています。 参考:我が国では、ハスは食用のれんこんを採るために栽培されていますが、中国では薬用植物としても栽培され、葉・実・種子・根・つぼみなど、あらゆる部分が強壮や止血といった目的で使われているのです。 ところで、れんこんは独特の歯触りや風味が美味しい野菜ですが、栄養的にも優れていることをご存じですか。 と言いますのも、れんこんには、みかんの1.5倍、だいこんの3.7倍に相当するほどのビタミンCが含まれているのです。 ビタミンCといえば、「お肌によい」というイメージが強いかと思いますが、それ以外にも、ストレスを緩和する働きや、白血球の機能を高め身体の抵抗力を高める働きがあります。 ただ、ビタミンCは熱に弱いため加熱には向いていないという欠点があるのですが、デンプン質を多く含むれんこんの場合、加熱調理しても相当量のビタミンCが残るという特徴があります。 つまり、ビタミンCを効率よく摂取できるれんこんは、かぜ退治には、強い味方と言えましょう。 また、れんこんを切るとスーッと低いと二も重要な働きがあるので見逃せません。 この糸は「オクラ」や「さといも」等にも含まれる、ムチン質と呼ばれる粘りのある成分で、胃壁を保護する働きがあるため、かぜによって落ちてしまった消化能力を回復するのに役立ちます。 そのうえ、元気の元となるタンパク質の消化・吸収を助けますので、疲労回復や滋養強壮にも効果的です。 ほかにも、れんこんには食物繊維や鉄分、タンニンなども豊富に含まれていますので、腸の働きを活発にして便秘を解消したり、止血に働いたりします。 加えて、れんこん(特に、節の部分がよい)の搾り汁は、これらの成分が相乗効果を発揮して、気管支の粘膜の炎症を鎮めたり、即効性の疲労回復剤となります。咳が止まらない時や、疲れが溜まってきた時などに、是非お試しください。
この様に頼もしい力を発揮するれんこんを、早速食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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