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2−3 痔を治すコツは”快便”そして”冷え解消”

痔を治すコツは”快便”

そして”冷え解消”

イボ痔、切れ痔、痔瘻に脱肛・・・一口に「痔」といってもその種類はいろいろありますが、これらの痔を引き起こしたり悪化させる主な原因は、便秘や下痢といった便通の以上です。

例えば、便秘で便が出にくいと、排便時に強くいきむことで肛門部がうっ血してイボ痔になったり、硬くなった便で肛門の粘膜が傷付けられて切れ痔になります。また下痢の場合も、排泄の勢いが激しいために粘膜が傷付けられて切れ痔を起こしたり、水様便が粘膜のくぼみに入り込んで細菌感染を起こし、化膿して痔瘻の原因になることも多いようです。

そこで今月は、「痔」の原因となる”便通異常”の防止に役立つ養生法をいくつかご紹介したいと思います。

●朝食をしっかりとりましょう

朝、空っぽの胃に食べ物が入ると反射的に腸が動き出し、便意が起こりやすくなります。外出前で何かと忙しい朝ですが、早めに起きて朝食をしっかりととり、自然に排便できる時間を確保しましょう。

ただし、トイレがいきむ時間が長くなると、それだけ肛門にかかる負担が大きくなります。無理にたくさん出そうとせず、ある程度の便が出たらそれで良しとして、長くいきまないようにしましょう。

●便秘の人は食物繊維を

現代人の食事で不足しがちな食物繊維は、腸内で水分を吸収して膨らむので、便の量を増やして腸の動きを活発にしてくれます。豆類や海藻類、野菜・果物類などの食物繊維が豊富な食品を積極的にとりましょう。なかでも野菜は、サラダなどとして生のまま食べるよりも、煮物などのように加熱したもののほうが料理のカサが減りたくさん食べることができるのでおすすめです。

●下痢しやすい人は消化の良いものを

便秘の人にも共通しますが、腸が弱く下痢しやすい人は、とくに冷たいものやアルコール、トウガラシなどの香辛料のとりすぎ、暴飲暴食に注意しなるべく温かい消化の良いメニューを選ぶようにしましょう。また、アルコールや香辛料は、肛門を刺激してうっ血を引き起こす原因にもなるのでとりすぎには要注意です。

●ストレスを解消しましょう

腸の動きは、自律神経によってコントロールされています。ストレスによって自律神経の動きが乱れると、腸にもその影響がおよび、便秘や下痢につながることがあります。仕事などでストレスがかかりやすい人は、趣味や娯楽でリラックスするなど、ストレスを解消するように心掛けましょう。

このとき、適度な運動を取り入れるとさらに腸の動きが活発になるのでとくに便秘改善に役立ちます。

また、こうした便通の問題だけでなく、身体の冷え(とくに下半身の冷え)も血行不良から肛門部のうっ血を招く原因になりやすいものです。

冷えやすい人は、半身浴でゆっくりと温まるなどして、とくに腹部を冷やさないような対策をとると良いでしょう。また入浴は、充分温まることで痛み、出血、はれなどの症状の軽減、お湯で洗い流すことで肛門周囲を清潔にすることにもつながります。

(ただし、肛門周囲膿瘍の人は逆に冷やして炎症を抑えるようにしてください)

そして食生活でも、やはり冷たいものは控え、鍋物などの温かい料理が身体の中から温めてあげるのが良いでしょう。

痔は、寒い時期に悪化しやすい病気です。”快便”と”冷え解消”を心掛けて、痔に悩まされることなく冬を乗り越えましょう!

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