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4−1,目の健康考えていますか2003/4 p56

 IT(情報技術)が私たちの日常生活に入り込み、徐々に定着し始めています。
 たとえば、通勤の途中、携帯電話でメール交換、職場で業務処理にOA機器を使用し、家庭ではコンピューターを使ってインターネットを楽しむといった具合です。そしてこのITと切っても切れないのがコンピューターをはじめとする情報機器です。
 この情報機器を活用すればするほど、コンピューターの画面や携帯電話の画面を集中してみるようになるので、現在、疲れ目を訴えたり、視力低下を訴えたりする人が増えています。
 そこで、今月は目の働きを良くし、視力を守るビタミンA・E・Cについてお話ししましょう。
 まず、ビタミンAです。
 ビタミンAは視力にとって重要で、光の刺激を脳に伝える際、その強弱を視覚信号に変換する中心を成しています。このビタミンAが欠乏すると夜盲症という、暗いところになると女神恵那うなってしまう病気になってしまいます。
 今のところ、日本人にはビタミンAの不足は起こらないようですが、、摂取不足にならないように心がけたいものです。
 ただし、摂取しすぎると、このビタミンAは脂溶性ビタミンといって、体内に蓄積してしまい、皮膚疾患を起こしたり、胃腸障害や頭痛、疲労といった種々の病気を引き起こしてしまいますので、注意が必要です。中でも最近流行のサプリメントとして必要以上に取りすぎないようにしましょう。
 次にビタミンEです。
 私たち人間に起こる病気、例えば、虚血性心疾患、動脈硬化などといった生活習慣病は体内が酸化されてしまうことによって引き起こされるとの見方もされています。
 この酸化から身体を防ぐ働きがビタミンEにあります。目に限れば、水晶体を覆っている膜が濁ってしまう白内障は、酸化が原因の一つと考えられており、この酸化を抑えるものとしてビタミンEの効果が期待されています。
 ビタミンEはビタミンAと同じ脂溶性ビタミンなのですが、ビタミンAのような過剰症は今のところ報告されておらず、、普通に摂取すれば、問題のないビタミンと言えます。
 最後にビタミンCについてお話ししましょう。
 ビタミンCもビタミンEと同じく、酸化を防ぐ抗酸化作用をもっています。実際、このビタミンCと、ビタミンEの補足によって白内障の発症が軽減することが報告されています。
 このビタミンCを上手に取るためには、料理の仕方も工夫する必要があります。ビタミンCは水溶性ビタミンで、水に浸けていると損失が多くなります。そのため、少しでも損失が少ない料理法は炒めるのがコツになります。
 また、どうしても水に浸す(茹でる)必要がある時には、その時間を短くして損失を最小限にすることが大事です。
 また、保存期間が長くなると、ビタミンの損失も大きくなりますので、早めに食べることと、保存する時は低温で保存することが良いようです。
 そこで、このビタミンA・E・Cを含んだ料理をご紹介いたしましょう。

カボチャのガーリックソテー
@カボチャの種を除き、一口の大きさに切る
Aニンニクを薄切りにし、赤唐辛子を輪切りに切る
Bフライパンにオリーブオイルを引き、カボチャとニンニクをいれてこんがり焼く
C白ワインを入れて、柔らかくなるまで蒸し焼きにし、唐辛子を散らす
 目の健康のためにも、ビタミンA・E・Cを上手に活かしてみてはいかがでしょうか。


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