6−1,=貧血改善=食生活を工夫しましょう!2003/6 p64
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顔色が悪い、疲れやすい、だるい、頭痛や動悸など、さまざまな症状が現れてくる鉄欠乏性貧血。 この鉄欠乏性貧血は、女性がかかりやすい病気の上位を占めており、とくに10〜20歳代に多く見られます。 というのも・・・ 女性は鉄分を失い機会が多く、月経により毎月約15〜50mg、又、妊娠・出産・授乳の一連のプロセスでは500〜1000mgの鉄分を失ってしまいます。 加えて、若い女性では、ダイエットや偏食など食生活の乱れにより、食べ物から鉄の摂取量が不足しがちです。 そのため、赤血球の中に含まれている血色素(ヘモグロビン)の産生が不充分になり貧血が起こるのです。 そこで、今月は鉄欠乏性貧血をかいぜんしていくポイントをご紹介しましょう。

◎鉄の多い食品を積極的に取る 鉄を多く含んでいる食品といえば「レバー」が有名ですが、鉄を含む食品は他にも色々あります。 たとえば・・・ ・大豆製品(凍り豆腐、納豆) ・貝類(あさり、しじみ、かき) ・乾物類(ひじき、切り干し人参) ・青野菜(ほうれん草、小松菜) だたし、貧血だからといって無理をして鉄の多い食品だけを食べ続ける必要はありません。 調理する時に、「この食品の代わりにほうれん草を使おう」とか、「この料理にひじきを入れよう」とか、メニューの具を少し変えるだけでもずいぶん効果的です。 ぜひ、食卓にこの様な食品をうまく取り入れ、日頃から食品補給を心がけてください。 ※鉄は加熱などの調理で損失することはありませんが、緑茶やコーヒー、紅茶などに含まれるタンニンによって吸収が妨げられますので、食事前後にこれらを大量に取るのは控えましょう。
◎タンパク質を上手に摂る ヘモグロビンを作るには鉄だけではなくて、タンパク質も必要です。よって、貧血の改善には、鉄分補給に加え、タンパク質を摂ることも忘れてはいけません。 特に、牛乳、肉、魚、卵、大豆製品などに含まれるタンパク質は、体内での利用度が高い良質なタンパク質ですから、積極的に摂りましょう。 又、タンパク質はアミノ酸の色々な組合せで出来ておりますので、食品によってその組合せが違います。 それぞれの弱い部分を補強するという意味でも、タンパク質食品は一品を単独で取るよりも、「卵と魚」「大豆と肉」というように、何品かを組合せで取るようにしたいものです。
◎ビタミンCを摂る ビタミンC(アスコルビン酸)には鉄分をより吸収しやすい形に変える働きがあります。果物や緑黄色野菜など、ビタミンCを豊富に含んだ食品と一緒に、鉄を含んだ食品を取ることで、より効果的に鉄を吸収することが出来ます。 つまり、肉、野菜、果物をバランス良く取ることが、貧血予防のポイントなのです。 ただ、鉄の摂りすぎを心配する人がいるかもしれませんが、鉄の吸収は腸の粘膜で調整されますので、通常過剰症になる心配はありません。むしろ、女性は慢性的な鉄欠乏状態にあるので、以下に上手に鉄を摂取するかを考えましょう。 早速今日から、鉄分補給を考えたメニューを実践してみてはいかがでしょうか。
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