| 6−2,=気持ちよく眠るための養生法 |
なかなか眠れない・・・。すぐに目が覚める・・・。
ある調査によると、日本人の5人に1人が睡眠に関する悩みを持つとか。老若男女にかかわらず、多くの人が不眠の悩みを持っているといえるでしょう。
不眠の原因は大きく、原因が明らかなものと、原因がはっきり分からないものに分けられます。
原因が分かっているものには、「睡眠時無呼吸症候群(睡眠中に呼吸が一時的に止まる)」や、うつ病のような身体や心の病気があげられます。
一方、原因が不明の場合には、中途覚醒や早朝覚醒などの症状に分けるようなのです。
そこで、今月は原因がはっきりしない場合の養生法について、若者と中高年に分けてご紹介しましょう。

◆若者の不眠対策
@精神的ストレスタイプ
若い世代の不眠の原因で多いのが、この精神的ストレスです。
仕事での緊張感や私生活での心配事や悩みがあったりすると、なかなか寝つけなくなります。
【対策】
精神的ストレス対策としては、眠りに入る前に心身をリラックスさせる必要があります。
帰宅した直後は心身がまだ緊張しているため、すぐに眠れません。床につく前の1時間半ぐらい前は入浴したり、好みの音楽を聴いたりしてリラックスしましょう。
そして、無理に眠ろうとせず、眠くなってから床につくようにします。もしも寝つけなければ、一度床を離れて気分転換しましょう。
A宵っ張りの朝寝坊タイプ
夜型の生活が続くと体内時計が乱れてしまいます。
体内時計とは、脳の視床下部にある活動や睡眠のリズムを司るところで、約25時間周期でリズムを刻んでいます。
この25時間周期が光を浴びることによって24時間周期に調節されます。
そのため、夜遅くまで寝ていると、光を浴びる時間が遅れ、夜眠くなる時間も遅くなってしまいます。これが寝つけない理由になります。
【対策】
朝起きたら部屋に光りを取り入れましょう。
また、生活のリズムの乱れを防ぐため、休日も普段と同じ時刻に起床するようにしましょう。
◆中高年の不眠
@中途覚醒タイプ
一度眠りに入ってから起床するまでの間に何回も目が覚めてしまうタイプです。
原因は、若い頃に比べると運動量が減っているので、必要な睡眠時間も減ってしまうからです。
そのうえ、仕事や子育てなどから解放され自由になる時間が多いことから、ついつい必要以上に長時間床にいることも一因になるようです。
【対策】
遅寝早起きにすることが良いようです。そして、毎日続けられる適度な運動を行い、生活にメリハリをつけることも大切です。
A早朝覚醒
目が覚めてからしばらく眠れず、睡眠が途切れてしまうのをいいます。
原因は、体内時計の周期が加齢で短くなることで起こります。
そのため、夜早くから眠ってしまい、早朝に目覚めてしまいます。
【対策】
体内時計を調整するために、まず朝起きてもすぐに太陽の光を浴びないようにします。
例えば、サングラスをかけて、目に光が入らないようにします。
そして、夜はリラックスしてできる楽しみをみつけ、就寝時間を少し遅くするのが良いでしょう。
気持ちよく眠る第一歩として、生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。
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